ようこそ、このページは鉄(くろがね)に古くから伝わる郷土芸能を紹介いたします。神奈川県無形民俗文化財指定鉄古典獅子舞です。

鉄神社と鉄古典獅子奉安所

鉄神社境内に設置されている鉄古典獅子奉安所
鉄神社↓

鉄古典獅子奉安所↓

鉄古典獅子の言われ↓

鉄古典獅子奉安所のそばに鉄古典獅子の言われが木製の看板に
墨で書かれている。写真では見えにくいので下に転記しました。

鐵古典獅子
この地、上鐵の郷に伝わる民族芸能「古典獅子」はその縁起には諸説が
あり、定かではないが、約400年前 江戸初期の領主加藤権右ェ門景
正によって招来されたという。 この獅子舞は獅子頭や舞の形態から、
高麗(朝鮮半島)のものと思われ、お盆の先祖供養や、病魔退散等を祈
って舞ったと言われる。又同類のものが埼玉県や多摩の稲城地方にも伝
わっている。3体の獅子頭には雌雄ともに角があり金色と黒漆塗りのも
のとがあり頭上に宝珠を頂く獅子もある。胸に太鼓を抱いて笛や歌と共
に輪になって踊る。 後の廃佛棄釈の影響か、今日では、これに天狗や
ひょっとこも加わり、神社に舞奉納される様になった。地域行事の折に
行われるこの舞は総勢20数人で壮観そのものである。鐵町の歴史と共
に唯一の文化遺産であり、永く後世に継承したいものである。
                                                    平成元年9月吉日
                       鐵古典獅子保存会

奉安所(倉所)の沿革

奉安所(倉所)の沿革
鉄(くろがね)に伝わる古典獅子其の他の諸道具はここに保管されている。大正の
頃は宗英寺に置いてあった。獅子頭及び太鼓は昔で言う長持箱に入れてあった。
そして重い蓋がしてあった。宗英寺の本堂の奥の暗いところにあった。その昔、上
鉄村へ伝えられて来た頃は、「ながや」(鉄町1724)に保管されていたと伝え
られているが、いつごろから宗英寺に移されたか分からない。その後長い間宗英寺
に保管されていて、毎年の舞い始めは宗英寺からと言われていた。昭和の戦争中は
獅子舞の出来る状態ではなかった。時代も変わり、住職も変遷があった。戦後、
1958年(昭和33年)横浜港の開港100年祭(港祭り)に獅子舞の関係者の
協力を得て志村富次 鈴木勇両氏が関係機関と連絡を取り、5月10日20余名参
加して横浜市内の目抜き通りを舞歩き文化財関係者の注目を集めた。その後、古典
文化財関係者の来訪も多くなり、度々上演や見聞に来られるので手入れ管理の関係
で志村富次氏宅に保管して戴いた。1965年(昭和40年)頃より、獅子舞の
機運に恵まれず、鉄神社の大祭日に展示する程度となった。暫くの期間は門外
不出となた。民族芸能の文化財の公共物を志村氏は何時までも個人宅で預かって
いることを遠慮して適当な処へ納めたいと申し出があり、過去の経緯等から宗英寺
に保管することの承諾を得て、1985年(昭和59年)1月に保存会の財産
86,126円を宗英寺へ奉納して保管を依頼した。其の後古典獅子の維持を上鉄
(かみくろがね)地区の住民だけで行うことは困難となり、広く同好者の後援を得
るためには、宗英寺に関係なき人たちも含めるので宗英寺の保管場所が不自然と
なってきた。そこで他へ移すことで関係者協議をした。それより早く1975年
(昭和50年)頃より、後継者育成の事で当時の部落会会長黒沼勇二氏をはじめ、
関係者が若い人たちを育成するために1980年(昭和52年)6月に後援会を
設立をした。しかし其の後新人の意見調整が成らず、延々になっていた。折に触れ
機会のあるごとに話題に載せた。1987年(昭和62年)11月部落会会長が
平瀬君平氏の代になり機が熟して、鉄古典獅子保存会の役員が再度選任され、先輩
後輩関係者が一つになり協力して軌道に乗せることが出来た。そして、1989年
(平成元年)9月25日保存会会長の努力により町内の協力者の浄財を得て鉄神社
境内の一角に立派な奉安所が建てられて此処に諸道具が安置された。

鉄古典獅子保存会会則

鉄古典獅子保存会会則

 

第1条  名称及び事務所    

 本会は鉄古典獅子保存会と称し事務所を会長宅に置く。

第2条  目的及び事業  

 本会は旧上鉄村に伝わる文化財の保存と家内安全、五穀豊穣、平和亙讓を祈願し

 後世に伝統を継承することを目的とする。

 2. 本会は次の事業を行う。
   (1)鉄神社及び宗英寺の祭典奉納。
   (2)諸官庁、文化財担当部門との連絡。
   (3)後継者の育成。
   (4)其の他必要と認める事業。

第3条  会員

  本会の会員は鉄地区内に住居する者及び本会の目的に賛同する者を会員とする。

第4条  役員

  会長     1名
  副会長   2名
  会計     1名会
  計監査   2名
  幹事    若干名
  指導部   若干名

本会の役員に相談役若干名を置くことが出来る。

第5条  役員の選任及び任

  期本会の役員は会員中より選出する
  2.幹事は各ブロックごとに選出する。
  3.役員の任期は2年とし、再任を妨げない。

第6条  総会

  総会は会長が毎年4月に召集開催し、役員の承認、決算予算、当該年度の事業計画、
   其の他重要事項を審議決定する。
  2.会長は必要により役員会の議を経て臨時に総会を開き召集することが出来る。
  3.総会は出席者の3分の2以上の同意を得て成立し、議決は出席者の過半数で決する。

第7条  役員会

  役員会は会長が必要と認めるとき随時召集開催する。
  2.役員会は総会の議決に基づいて事業の執行を行う。
  3.役員会の議決は、出席役員の過半数の同意により成立し、可否同数のときは会長がこれを
   決する。

第8条  運営費用等

 本会の運営費は協賛団体の助成及び其の他の収入を以ってこれに当てる。

第9条  会計

 本会の会計年度は毎年4月1日より翌年3月31日までとする。

第10条  協賛団体

 本会の協賛団体は次の通りとする。
 鉄町内会・鉄神社・宗英寺・上鉄さくら会・鉄囃子連保存会

第11条  会員の慶弔及び表彰 

 会員の慶弔及び表彰は別に定めるところによる。

第12条  其の他

 本会側に定めのない事項については役員会の決定によりこれを処理する。

第13条  付則

 本会側は昭和62年11月29日より施行する。

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