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紙芝居 大蛇松   (表示されている絵の下に解説文があります。)

@↑ 青葉区 鉄町(くろがねちょう)の大蛇松の伝説

A↑大蛇松は昭和45年ごろまで在りました。場所は鉄町の字名(あざめい)老松嶺(ろうしょうれい)というところで、川崎市柿生村の市堺
にありました。市堺には鎌倉古道があり、松並木が172間(約310m)(元禄15年早野村地検水帳より)あったと言われています。そのうちの
1本だけが昭和の時代まで生き続けました。この松は胴周り6m余り、高さは30m余りあり、その姿は盆栽を大きくしたような形で、
とても美しい姿をしていました。推定樹齢800年と言われ、大蛇松の名前の外、並木松、円座松とも言います。

B↑昔、江戸に近いところに刀鍛冶の親子が住んでいました。近頃どうしたことか、良質の刀が思うように打てない。親子は大変悩みました。

C↑悩んだ末、息子を地方の刀鍛冶のもとへ修行に出すことになりました

D↑息子が6年間の修行を終え家に帰ってきました。そして今度は良質の鉄の産地を訪れ、自らの手で満足のいく一刀を打ちあげました。

E↑その刀を父への土産として持ち帰ることにしました。鎌倉古道の松並木を江戸方面に歩いて行く途中、疲れたので大きな松の根元で一休み
しました。旅の疲れが出たのかしばし居眠りをしてしまった。その時茂みの中から大蛇が現れ、息子の方へ向かってきた。

F↑この時、異様な空気に包まれた。息子はとっさに刀を握り一振りで首を切った。大蛇の頭はどさりと地に落ちた。この松並木周辺は人家もなく、
松、杉、ケヤキなど多くの樹木が立ち並び昼間でもうす暗く、夕方になるとどこからとなく風が何時も吹いていたという。この話が村人に知れ、
そばにあった松を大蛇松と呼ぶようになりました。この松は昭和40年ごろ松にオオスズメバチが巣をつくりました。この巣を取ろう
とした者が巣穴に火をつけた為、松が焦げて枯れてしまいました。  おわり